玄関の鍵シリンダー錠の交換
築40年のボロ小屋を土地付きで国産ファミリーカーの値段程度で購入した。以来、数年、DIYであちこち直しながら、少しづつ居心地のいい場所になるように、あれやこれやをやっている。
玄関のシリンダー錠も交換することになったのだが、これは、居心地をよくするためという能動的な理由ではない。成り行きで仕方なし・・というDIY作業だった。
玄関の鍵を忘れた
その日は夜に東京を出て、深夜に別荘に到着する予定だった。途中のPA,SAで食事をして、着いたら風呂に入ってすぐに寝て、翌朝から行動をするというプランだった。
で、深夜、到着してみて気がついた。鍵がない・・。忘れてきた。しかも俺だけではなく、家内も忘れている。うわぁっはあ・・・。
今から東京に戻る元気はない、車中泊もバカみたいだぞ・・・・。
シリンダー錠を破壊する
窓も全部しまっている。ぼろ小屋で別に盗まれるようなものはないんだが、一応は戸締りはしっかりしていた。さて・・・。
どこから侵入するかw自分の家の侵入方法で頭を悩ませるとはw
針金なんかで、玄関のシリンダー錠を開けるようなスキルはない。
さて、何を壊すか。
結局、窓ガラスと玄関のシリンダー錠の値段はどっちが安いかをしばし考え、玄関のシリンダー錠を破壊して侵入することを決意した。
道具
壊さずに開けるなんてことはできないが、壊すなら、ある程度の筋力があれば、誰にでもできる。庭仕事の工具や道具は、屋外の雨に濡れない場所に置いてあるので、そこから、重量のあるハンマーを持ってくる。
ドアノブを力任せに殴打する。怪我をしないように気をつければ、別にどうということはない。根元からへし折る感じで、ドアノブを除去。あとは金属製の細い棒をつかって回してやるだけ。すんなり開いてしまう。
所要時間は殴打開始から15分くらいだろうか。
とにかくこれで、寒い屋外から家の中に入れる。
その晩、シリンダー錠、ドアノブのなくなった玄関には内側からチェーンだけはかけて、眠った。
破壊したシリンダー錠をもって
翌日、破壊したシリンダー錠の残骸をもって、ホームセンターに行った。
家内に留守番をたのむんである。
ホームセンターで事情を話すと、かなり呆れられたが、寒くて死ぬかと思ったんだと言い訳した。代わりのサイズピッタリのシリンダー錠を選んでくれた。
玄関のシリンダー錠の交換
DIYでうまくはいらなければ、業者を呼ぶしかないのだが、付属の紙をよみながら試行錯誤。2時間ほどで何とかなった。
DIY経験者ならシリンダー錠の交換は何とかなる。
ポイントは既存のドアにあいた穴のサイズと位置。これがぴったりあうシリンダー錠を選んで買ってくることだろう。これがずれていると違うものだと、どうにもならない。